因美線美作滝尾駅を訪問した後、一路、南へを車を走らせ、美咲町の「柵原(やなはら)ふれあい鉱山公園」内にある吉ヶ原駅跡に訪問しました。
ここは、旧片上鉄道で実際に使われていた駅で、廃線後も片上鉄道保存会により大切に守られてきた駅です。
また、実際に線路が敷かれ隣の黄福柵原駅まで、定期的に展示運転がされています。
まず駐車所に車を停め、目の前にはとても年季の入った貨車が止められていまました。
そして、今が満開とばかりに咲いたユキヤナギの花、ちらほら咲き始めた桜が目を惹きます。
駅舎は三角屋根の洋風建築のとてもおしゃれな駅です。
ホームに入ってみると、丸目のディーゼル機関車とレトロ客車や、片上鉄道の車両などが留置されています。
どれも動くそうです。
駅舎には駅ノートがありますので描かせていただきます。
ここの駅ノートはA4サイズ!
実はえきのての駅ノート絵師仲間内では、A4サイズの駅ノートは描く面積が広く、完成に時間がかかるので、何かと話題になったります。
実際はB5とA4でそれほど大差ないように思いますが、いざ描くとかなり違いを感じます。
私も今回2時間かかり、とても描きごたえのある駅ノートでした。
駅ノートを描いていると、駅ノートを管理されている方とお会いしました。
実は訪問前にSNSで訪問日時をお伝えしたところ、お仕事の合間にわざわざ様子を見にしてくださったのです。
ほんとうにうれしかったです。
昨今の駅ノート事情や、駅ノート管理の事、片上鉄道の事、保存会の事・・・いろんなお話ができました。
本当なら一緒に食事でも…と行きたいところですが、さすがにコロナ禍なので、コロナ収束まで持ち越しとなりました。
最後に記念写真を撮って、吉ヶ原駅を後にします。
管理人様、保存会の方、ほんとにありがとうございました。
またいつかお邪魔します。