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令和2年7月4日。
熊本県人吉付近を流れる球磨川で、前々から降り続いた集中豪雨が川が氾濫。
球磨川流域が濁流にのみこまれ、多くの犠牲者が出ました。
被害は球磨川沿いに走るJR肥薩線の線路や駅を押し流し、1年たった現在も復興は追いついていません。

令和3年7月4日。
球磨川豪雨災害から1年が過ぎ、被害の大きかったJR球泉洞駅で追悼式典がありました。
今回えきのては、縁あってこの追悼式典に参列し、犠牲者の冥福をお祈りするとともに、復興祈願を行ってまいりました。

まず前日の7月3日、私とF17さんが関空を出発、鹿児島空港に降り立ちレンタカーで現地入りしました。
この時はまだ、テレビやネット等で仕入れた情報だけで、どことなく遠い世界の出来事のような感覚でした。

しかし・・・

鹿児島空港から車で1時間半ほど走り、私たちは人吉付近につきました。
そしてトイレ休憩と立ち寄ったのが肥薩線の渡駅。
そこで目の当たりにした光景に、一気に夢から覚めました。

一見何もないように見えますが・・・あれ?屋根瓦はがれてませんか?
違和感に気づいて、よく見ると、もう、そんな甘い状態じゃなかった。

「えっ?なにこれ、こんな惨状、報道で聞いてないよ。一体何が起こったの?」

本当に知らなかった。ここまで酷いなんて知らなかった。知るすべがなかった。というのが本音です。
今まで何となく軽く見ていた私でしたが、そんな自分が一気に恥ずかしくなり、これは遊び半分で来るべき場所ではないと自責の念に駆られました。
と同時に、いったいどうしてこうなったのか?私たちにできることはなにか?を改めて考えさせられるようになりました。


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