JR大糸線の中でも個人的に最も好きな駅「小滝駅」にやってきました。
ここは周囲に民家がなく、古びた駅舎と相まってローカル線ならではの雰囲気が満点です。
ちょうど昼頃の訪問だったため、夏の日差しの中、大汗をかきながらの駅巡りとなりました。
それでも、何度訪れても飽きることがなく、どのシーズンに来ても変わらぬ魅力を感じる場所です。
いつまでもこの雰囲気が残ってほしいと願うばかりです。
小滝駅は、大糸線によく見られる造りをしています。
国道や集落側に駅舎があり、駅舎をくぐると一段高い位置にホームがある構造です。
ホームの幅はあまり広くなく、コンパクトな造りになっています。
さらに、この駅は過去に列車交換が可能な駅だったようで、現在は島式ホームの片側が撤去され、実質的に棒線ホームとして運用されています。
また、ホームからは橋脚と思われる謎の構造物を目にすることができます。
ネット上では「SL時代の遺構ではないか?」「橋脚の跡では?」など様々な憶測が飛び交っていますが、その正体は未だに明らかになっていません。
駅ノートは駅舎の中に設置されていました。
バックナンバー含めて4冊、さっそく本能の赴くまま描かせていただきました。
今回は簡単なメイキング付きです。
実は色鉛筆を使うと、意外と時短になります。
今回は書き込みが少なく彩色に時間を割けるため、「山肌をいかにリアルに塗れるか?」が試されるポイントでした。
今回持参した色鉛筆は色数が多いものの、画像のような鮮やかな色味にはならず、次回の課題となりましたが、それでも楽しく描くことができました。
前回の訪問からかなり時間が空きましたが、無事に再訪できて本当に良かったです。