大糸北線・越中・越後の旅最後の駅は、あいの風とやま鉄道の越中宮崎駅です。
駅前はヒスイ海岸が広がり、この付近で採れたヒスイの展示や観光案内を行なっているヒスイテラスがあります。
またこの付近は国道と並走している区間で、ドライバーさん向けに名物タラ汁のお店も多く、日帰りの温泉施設もあります。
駅は観光案内所も併設されているのでも兼ねていて、人の出入りはよくある一般的な駅です。
ゆっくりと観光したいのですが、到着したのは夕方。
まずすぐに、ヒスイ海岸でヒスイを探しましたが、そんな都合よくいきません。
それっぽいのも見つからないし、それ以前に、ヒスイかどうかもわからなかったです・・・
駅を見学します。
改札を出るとすぐに階段です。
越中宮崎駅は、1面2線の島式ホームの駅で、ホームと駅舎はこ線橋で結ばれています。
ホームに降り立ちます。
特に余計なものがないせいか、見通しよくすっきりしています。
越中宮崎をローマ字表記したとき、Eccyuu-Miyazaki となるのか Ecchuu-Miyazaki となるのか?
気になっていましたが、Etchu-Miyazaki でした。なるほどそうきたか。
余談ですが、
JR伯備線の備中川面駅(びっちゅうかわも)は
どうかといいますと、
Bitchu-Kawamo
でした。
それでは、駅舎に戻ります。
駅舎の中には駅ノートがありましたので、描かせていただきます。
最近、ワンパターン化してしまっている私のイラスト。
駅ノートでは、たとえワンパターンでも、ふらっと来た旅人さんがちらっと見たりする一期一会が多く、見ていただける機会も少ないため、ワンパターンでもよいと思っていました。
しかし最近は、SNSや駅ノート巡りをされる方から「見つけたよ」とご報告をいただくこともあり、ワンパターンではなく何かしら「変化は必要」だと痛感しております。
そこで、全く違った絵風で描いてみたり、投身を変えたり、塗りを変えたり、変化を持たせるようにしています。
変化をもたせつつ、私の作風を出して描くにはどうしたらよいか?を研究しています。
ここ、越中宮崎の駅ノートでは、「顔を隠す」方法で描いてみました。
髪の毛を描き掻き上げる手で顔を隠したので、表情は見た人に委ねることにしました。
そしてあごの形をキャラクターぽく描かずに、実際の人間の輪郭に近づけて描いてみました。
どうでしょう、少し変化が加わりましたでしょうか。
描いていると日没になりました。
休憩がてら、ちょっとホームに出てみます。
先ほど撮影したホームと比べると、穏やかで少し寂しい感じがします。
デジカメの画像ではうまく表現できませんでしたが、遠くの西の空にきれいな夕焼けが出ていました。
駅舎に戻り、駅ノートイラストの空の色を、色鉛筆で夕焼け色にしたのはこの後のことでした。
駅ノートにあった、ほかの方のイラストもご紹介します。
よく考えると、2020年6月に訪問していることを思い出しました。
そうそう、富山で開催したえきのて駅ノート絵師合宿の前に来たのでした!!
ヒスイのくだり、この時も同じ事、書いていました(笑)
進歩ないですね、私・・・