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最近、駅ノートを描く活動はお休みをしているのですが、2022年夏のコミケに行く途中、大井川鉄道に立ち寄り、丸一日かけて久しぶりの駅巡りを存分に楽しみました。

ちなみに大井川鉄道の「鉄」の字は、正しくは「鐵」なのですが、検索に引っかからなかったり、常用漢字ではなく環境やフォントによっては正しく表示されない為、勝手ながら「鉄」の字の置き換えてご紹介しますので、ご承知おきください。

さて、新金谷方面より、大井川鉄道大井川本線を北上、井川駅を過ぎアプト線区間を越え、終点の一つ手前の閑蔵駅に来ました。

えきのてでもたびたび訪問した事のある駅ですが、本当にローカルです。
ややカーブしながら森の奥に続く簡素なホーム。
手前にポツンとある待合。そしてホームの裏はうっそうとした杉林。
列車に乗ると、「この先どこに連れていかれるんだ?」と冒険心をくすぐる駅です。

ところで閑蔵駅では、日に何度か上下線の列車が行き違いをします。
井川線の列車は、ハイシーズンには10両編成の長い列車がやってくることもあり、こんなローカル駅で交換するのも見どころです。
そして、駅周辺には路線バス閑蔵線のバス発着点があり、千頭や奥泉、接阻峡温泉など、井川線の主要な列車駅へバスが連携しています。

つまり、列車が到着すると一気に人が湧き、列車と共に立ち去り、再び静寂が戻るという「静と動」が繰り広げられる駅というのが、私の感想です。

さて、そんな閑蔵駅ですが、しっかりと駅ノートが設置されています。

私流の描き方はえきのてサイトでは何度もご紹介していますが、背景から先に描く事が多いです。
キャラから描く事もありますが、もともと風景を描くのが好きで、風景にキャラを合わせる描き方にしています。
おおよそイメージを決めたら背景から描くのですが、背景をしっかりと描き込んでも、後で描いたキャラにかぶった部分の背景を消すことも多いです。
構図ですが、尾盛駅方のトンネルや、小さな待合など、絵になる構図はいくつもありますが、現地に立つと、どうしても森の奥に続く構図が描きたくなります。

1時間半ほどで完成し、次の駅に向かいます。


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